- 仕事が忙しすぎる!
- 激務と言われるラインはどこから?
- 残業が多くて睡眠不足だ
あなたは日々奮闘していることでしょう、お疲れ様です。
今回は激務はどこから?についてですが、結論、激務か否かは残業時間で判断します。
私たちは、お金がないと生きていけないので、収入源である仕事中心の生活になってしまうのは仕方ないです。
ただ、度を超えた量の残業をしているのであれば、あなたの私生活は仕事のために生きる悲しい人生になってしまいます。
そんな仕事ばかりしている当の本人は、自分が激務であることに気づきません。
それは仕事が忙しいとだんだん感覚が麻痺してきて、「忙しいけど激務というほどではないかも」と激務の基準があいまいになります。
そして、もうちょっと頑張れると思って続けると体を壊したり、最悪過労死に繋がるでしょう。
あなたにはそうなってほしくありません。
いま一度、どこまでなら頑張れる範囲、どこからがアウトなのか、その判断基準を見極めていただければと思います。
- 激務の基準
- 激務の体験談
- 激務を乗り越えるコツ
- 睡眠不足で起こる弊害
激務うんぬんの前に日本人は働きすぎ!

私たち日本人は労働時間が長いと言われています。
要は、日本人働きすぎだからもっと休めです。
働いている分、必然的に睡眠時間も短くなり、睡眠不足の人は外国に比べて多いというデータがあります。
フランス…平均睡眠時間:8.7h
アメリカ…平均睡眠時間:7.5h
日本…平均睡眠時間:6.5h
また、日本には睡眠時間が6時間未満の人が約40%もいると言われています。
ちなみに6時間未満というのは、アメリカ人から見ると「え?それだけしか寝てナイの?」と思われてしまう数値(短時間睡眠)です。
人手不足が叫ばれていますから、睡眠時間が短い人は更に増えるでしょう…。
激務の基準は残業時間!

では、激務の基準についてです。
「これは激務だ」と思うその基準は、同じ仕事をしていても人によって違いますが、やはり一番挙げられるのは残業の多さです。
過労死ラインとして言われているのが、月80時間を超える残業。
よって、激務のラインは残業80時間です。
これだけ残業しているということは、月に20日出勤したとして、単純に計算して毎日4時間の残業をしていることになります。
私自身ここまで、経験したことはありません。
過去に月50時間を数回経験したことがありますが、その時「何をしているのだろう自分」と我に返るタイミングがあり虚しくなったことを覚えています。
それくらい生活が仕事中心になってしまうのは馬鹿馬鹿しいです。
私の友人の1人は間違いなく月80時間を超えているはず。
友人の仕事時間は朝から21時くらいまで働き、休日は当たり前のように出勤。
平日の19時頃に電話をかけても、今仕事中だからまた後で折り返すと言われ、その電話がかかってきたのは23時!
いやいや、やりすぎだって(笑)
ただ当の本人はそれが当たり前と思っているところが本当に怖いです。
休日に遊ぼうと連絡しても、ごめん仕事!
もうええって(笑)
そして次第に、連絡してもどうせ仕事中だと思い、全く遊ばなくなっていきました。
激務はその本人だけでなく、周りの人も巻き込むということを理解していただければと思います。
激務のラインについては、様々な意見があると思いますが、今回は数値化できて理解しやすい残業時間としました。
激務の体験談を紹介!

では、激務を経験している人の体験談をお伝えします。
様々な業界の残業内容を見てみましょう。
業界によって様々な形の激務に追われるのですね。
これだけハードだと、素直にただただ仕事をこなすだけだとすぐに体を壊してしまいます。
自分の体を守るためには、激務でも乗り越えられるコツを掴む必要があると言えますね。
転職理由の本音ランキング2位に労働環境に不満があるなど多くの人が不満に思ってるようですね。

激務を乗り越えるコツ①終わった時にしたいこと考える

忙しい時は、どうしても仕事のことで頭が一杯になりがちです。
そんな時こそ、一瞬でもいいので「仕事が終わった時にしたいこと」を考えてみましょう。
「今日帰ったら撮っていたドラマを見たい」「終わった後ジムに行きたい」など、自分のやりたいことを考え、それを実際にしている自分を想像してみてください。
仕事後の予定を考えることで、忙しい時間の中から「冷静になれる時間」ができ、それが激務を乗り越えることに繋がります。
これは多くの人がやっているのではないでしょうか?
激務を乗り越えるコツ②経験を積むためと思いこむ

特に社会人になったばかりの20代は、がむしゃらに仕事に打ち込むことも多いと思いますが、それは決して無駄にはなりません。
目の前の仕事をこなし、どれだけ成果にこだわり、目標に対して責任を持って深くかかわれるかどうかが重要です。
残業ありきで仕事をするのではなく、あくまでその結果として「残業してしまう」という感じですね。
残業すること=激務をこなすことではなく、目の前の仕事にひたすら向き合い、経験を積むことがすなわち激務を経験することなんだと思えば、まだ前向きになれるかもしれません。
激務を乗り越えるコツ③仕事を効率化する

仕事のタスクが増えれば増えるほど、大事になってくるのはその効率化。
激務を効率よくこなすためには、下記のことを意識するといいです。
- 最初に段取りを考えてから仕事に取り組む(期限を意識しながら取り組む)
- 無理な時は頼る、断る
- 振り返りをする
①段取り
仕事をしながら段取りを決めるのではなく、仕事を始める前に段取りを決める方が良いでしょう。
やるべきことを洗い出し、どれぐらい時間がかかるのか?期限はいつまでなのか?を踏まえて優先順位を考えることで、全体を把握できて仕事を進めやすくなります。
②無理な時は頼る、断る
日本人は真面目な人も多いので、自分に任された仕事は、例えそれが激務になっても自分で片づけようとしがちです。
真面目であるがゆえに「人に頼るなんてかっこ悪い」「断るのは失礼にあたる」と考えてしまうんですね。
しかしこれは、自分がやるべきことがわかっているからこそ成り立つんです。
「これは自分でできるから、頼るべきではない」「これは断るべきだ」「これはいつ、どう頼るべきか」と、自分の中で判断基準があれば、時には人を頼ったり断ることで激務でも乗り越えられることもあるでしょう。
③振り返りをする
なぜこの仕事はここまで忙しかったのか?無駄はないか?など、常にブラッシュアップをすることも大事です。
それを考えることで改善点が見つかり、次また忙しくなっても対応できるでしょう。
これで、少しは残業時間は減らせると思います。
もうやってるよという人も、今より更に良くなるかもしれないので、この流れを確認してみてくださいね。
激務で睡眠不足!その時の弊害とは?

仕事の激務により十分な睡眠が取れていない場合、短期的に見るとまず1日を切り抜けることが困難になるでしょう。
寝不足の状態は、缶ビール1~2本分飲んだ状態と同じと言われています。
常に寝ていないと、常に頭がふわ~っとした状態でずっと仕事をしていることになります。
そのため仕事の進み具合も段違いに異なり、すぐ終わるような仕事でも倍近くかかってしまうことがあります。
また、意識がはっきりしていないと仕事のミスにも繋がります。
それが長期的になると、健康に様々な影響を引き起こします。
睡眠不足が続くと新陳代謝が低下するため、それが体重増加や肥満につながったり、反射神経が鈍って車の運転や機械操作でミスが出たり…
ストレスが解消されずイライラが溜まり、人に当たり散らしてしまうようになったり、逆に鬱になって家から出れなくなってしまったり…
肉体的にも精神的にもかなり辛くなってしまうでしょう。
まとめ
最後にまとめです。
- 激務のラインは月に80時間残業
- 乗り越えるコツ①終わった時をイメージする
- 乗り越えるコツ②成長のためと思いこむ
- 乗り越えるコツ③仕事を効率化
- 睡眠不足はパフォーマンスが低下し、ミスにつながる
睡眠は、全身がしっかり機能するための重要な役割を担っています。
食べることも好きなことを楽しむことも、もちろん生きていく上で大切ですが、健康な状態を保つためには睡眠が基本。
その基本が、仕事の激務のせいでしっかり保てないのであれば、乗り越える方法やコツを上手く使い、こなしていくことが大切です。
それでも仕事に行くのが涙が出るほど嫌になってしまったとか、乗り越えるコツを試しても効果がなく限界が来てしまったのであれば、転職を考えるのも一つの手かもしれません。
現に私は転職して残業時間が減っており、今は月平均10時間もしていませんね。
定時退社の先頭民族の1人です。
当たり前とは怖いもので、以前の会社では残業が当たり前だったのが、今では定時退社が当たり前になっています。
あなたもその当たり前を変えるタイミングなのかもしれませんね。それでは!
こちらで転職についての基礎知識をまとめていますのでチェックしてみてください。
