- 転職したいけど、ハローワークはブラック企業が多いって聞くけど大丈夫なんだろうか…
- 地元で働ける仕事を探したいけど、ハローワークだとブラック企業に当たりそうで怖い
転職活動は、求人サイトを検索したり、アドバイザーに相談したりなど様々な方法で進めることができますが、中にはハローワークを使う人もいるでしょう。
ハローワークは国が行なっている職業紹介サービスのため安心だと思いがちですが、ブラック企業が多いなどあまりいい噂も聞きません。
しかし、利用している人が多いのも事実です。
ハローワークは本当にブラック企業しかないのでしょうか?
ブラック企業が多いのなら、ハローワーク以外にも転職活動サービスを検討すべきなのでしょうか?
今回は、ハローワークがブラック求人が多いと言われる理由とその実態、そしてハローワーク以外の転職活動サービスも合わせてご紹介していきます。
- ハローワークはブラック求人が多い理由
- ハローワーク以外の転職活動サービス
なぜ多くの人はハローワークを利用するのか?

ハローワークは求人数がとても多く、職種も多岐に渡るため、探す仕事の幅が広がります。
なぜ、ハローワークは求人数が多いのかというと、全国に544ヶ所あるハローワークの求人情報すべてが一つのネットワークで繋がっているからです。
また、扱う求人はその地元の中小企業が多いため、地元で働きたい人や転勤をしたくない人も多く利用します。
登録も求人票を検索するのも無料ということもあり、とても利用しやすいのです。
ハローワークはブラック企業だらけ!その実態とは?
仕事を探す=ハローワークというイメージがありますよね?
しかし、「ハローワークはブラック企業が多い」とも言われています。
そのイメージは、あながち間違っていません。
なぜなら、ハローワークの求人票は、ハローワークの職員ではなく企業側が作っているからいます。
企業側はブラックだと思われたくないため、労働基準法に引っかからないギリギリのことを書いたりしています。
企業が作った求人票を審査するのがハローワークの役目ですが、その審査も緩いため、変な企業であっても法律に沿っていれば掲載されてしまいます。
そしてその求人を信じて応募し、採用となった人が、働き始めてから「給与が書いていたのと違う」「残業が少ないはずなのに多い」など、求人内容と実際の仕事内容と違うことを知り、その企業は「ブラック」の烙印を押されてしまうのです。
もちろんこういった企業は有料で求人を掲載できるサイトにもありますが、ハローワークは無料で求人を掲載でき、掲載期間の期限もありません。
そのため、掲載期間が決まっている有料の求人サイトに比べると、自然とブラック企業の求人が多くなってしまうのです。
ブラック企業が多い理由!企業は無料で求人掲載できるから!

前章でも触れた通り、ハローワークは掲載料がかかりません。
これは、各都道府県の労働局が運営している行政機関だからです。
通常、企業側は人材を確保するために、お金をかけてリクナビやDODAなど企業が運営する求人サイトに掲載しようとします。
求人サイトの募集を見てみると、よく「いつからいつまで」と受付期間の記載がありますが、これは「1週間掲載すると何万円」というように、掲載期間に応じて金額が決まっているから。
他にも、転職エージェントのように採用が決まってから費用が発生するといった報酬型のサイトもあります。
ブラック企業がブラックと言われるのは、社員の
・福利厚生が薄い
・残業が多い
・給与が低い
といったように待遇が悪いからであることが多く、それはやはり企業にお金がないからそうなっていることが多いです。
つまり…
待遇のせいで人が減る
↓
有料の求人サイトを使って人材確保したいけど、お金の余裕がない
↓
ハローワークなら掲載は無料だ!
といった感じで、ブラック企業は掲載料が無料であるハローワークに手を伸ばすんですね。
だからどうしても、ブラック企業がたくさん載ってしまいます。
もちろんホワイト企業もないわけではないですが、ブラック企業も入り乱れている状態のため、ホワイト企業が埋もれてしまっているのです。
ハローワーク以外で転職活動ってどうやってするの?
ハローワークは無料で手軽に利用できる一方で、ホワイトな求人を探すのは非常に難しいです。
面接に行った時点で分かればいいですが、やはり実際に働き始めてからじゃないとブラックかどうかを判断できないことの方が多いですからね。
そのため、ハローワークを使って転職活動をするのではなく、転職エージェントなど他の転職活動サービスを利用すべきです。
次で詳しく解説しますね。
ブラック企業を回避したいなら転職エージェントがオススメ!
転職をちゃんと成功させたいのなら、ハローワークで探すよりも「転職エージェント」を使ったほうが良いです。
転職エージェントは、企業が採用したら紹介料をエージェントに払う仕組みなので、登録者は無料で利用可能。
こちらでも紹介していますが、転職エージェントでは、一人一人に転職のアドバイザーが付き、面談から内定まで幅広くサポートしてくれます。
面談で聞いた転職者の経歴や希望条件を元に、転職者とマッチする求人を紹介してくれるので、ミスマッチが起こりにくいです。
また、アドバイザーはその道のプロなので、履歴書の書き方や面接についても的確にアドバイスをしてくれます。
自分だけで仕事を探すより楽ですし、ハローワークよりも質のいい会社に出会えるでしょう。
いきなり転職エージェントが抵抗がある方は転職サイトでもいいでしょう。

まとめ
では最後にまとめです。
- ハローワークは求人数が多いが、無料で掲載できるためブラック企業も少なくない
- ハローワーク以外で転職活動をするなら転職エージェントがおすすめ
ブラック企業に入りたい人なんて、誰一人いないはず。
しかしハローワークはその性質上、無料で掲載できて審査も緩いので、どうしてもブラック企業が混ざってしまいます。
転職者側も無料で利用でき、相談員に履歴書の書き方なども相談できますが、やはり各業界・職種に精通している転職アドバイザーからの助言がもらえる転職エージェントの方が、ホワイト企業と出会える確率はグンと上がるでしょう。
転職の進め方や準備についてはこちらで詳しくお伝えしています。
