- 上司と合わなくて辛い
- 仕事にやる気が起きない
- 仕事がやりにくい
1日のほとんどを一緒に過ごすことが多い、職場の上司。
だからこそ「上司とは良好な関係で居たい」と思うものですが、その反面「上司と合わない・・・」と悩んでいる会社員も多くいます。
その上司と合わないにとどまらず、「嫌い!」という方も一定数いるのではないでしょうか?
とはいえ、上司が嫌いだから仕事したくないとはもちろん言えるはずもなく、何とか我慢して乗り切っているのが現状でしょう。
私自身も上司と合わずパワハラも受け、うつ病直前までなったことがあります。
キレて仕事がやりにくくなるくらいなら、心の中だけでその怒りと留め、「すみません」をいいまくっていた方がいいや。
ってなるんですよね。
しかし今では、そんな自己中上司とはおさらばして、転職先の上司とより良い関係性を気づけています。
そして、もっと成長してもっと上司の力になりたい!とまで思っております。
上司で仕事が変わるとはこのことだと体感しています。
ですので結論、上司が嫌いなら転職したほうが絶対にいいです!
この記事では私が上司が嫌いで辞めるまでにおこなった対処法をまとめました。
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
- 会社を辞める前に実施すること7選
上司が嫌いだから辞める!
分かります。
分かりすぎで、早く転職してください。
と言いたいです。
しかし、ちょっと待ってください!!
一度辞めてしまえば、取り返しがつかないことになります。
人間関係での転職は、転職理由の本音ランキングでも上位を占めています。

もちろん、あなたが勢いで辞めようとしていないことは理解できますが、一呼吸置いてみましょう。
これから私が転職前に実施した7つのアクションをご紹介しますので、ぜひ参考にしてほしいです。
辞める前に実施すること7選!

では、辞める前に実施すること7選をご紹介していきます。
1人でできることから、職場を巻く込むまでのアクションとなっています。
①から⑦まで段階を踏んで行っていくといいでしょう!
上司の顔を思い出すことになりますが、少しだけ我慢してくださいね。
アクション①仕事として割り切る
これは大人の考え方ですね。
その会社で働く理由は、もちろん仕事そのものが楽しいとか、やりがいがあるからという人もいますが、何より「生きていくためにお金を稼ぎたいから」という人も多いでしょう。
合わない上司と接しているこの1分1秒がお金になっているんだ、と割り切ることも一つです。
そうやって完璧に仕事をして成果を上げ、自分の能力を高め、上司に何も言わせない状況を作ってしまえばいいのです。
上司と絡まなくても仕事ができるようにするのです。
仕事で話す機会が減れば、必然的に上司の嫌なところを見る機会も減りますからね。
合わないと感じることはもちろん、上司のことを考える時間すらなくなります。
仕事は楽しいことばかりではなく、辛いことの方が多いです。
お金を稼ぐことには、当然困難は付きもの。
それをいちいち真に受けていては、体も心も持ちません。
これは仕事なんだと割り切って、気持ちを切り替えていきましょう。
アクション②ストレス発散方法を見つける
仕事とプライベートを完全に切り分けます。
好きな本を読む。好きな音楽を聴く。好きな映画やドラマを見る。好きなものを食べる。買い物に行って欲しいものを買う。
何でもいいんです。
何かに集中することで嫌なことも忘れられるし、リフレッシュできます。
リフレッシュができれば、仕事のモチベーションも保てます。
精神的にも楽になるので、休日は仕事のことを忘れて自分の好きなことを楽しむようにしましょう。
アクション③上司の良いところを探す
嫌いになってしまうと、どうしても悪い部分にばかり目がいってしまうものです。
「人にものを伝えるのが上手(分かりやすい)」「決断力がある」「細かいところまで見ているからミスが少ない」など、その上司の良い部分も意識して見るようにしてみましょう。
仕事面だけでなく、プライベート面にもフォーカスしてみてもいいですね。
もしかしたら、自分と共通の趣味があるかもしれませんよ!
嫌い・合わないからと言って避けるばかりではなく、自分から歩み寄ることも大切です。
アクション④原因が自分にないか考えてみる
上司が嫌い・合わない原因は、上司に問題があるのでなく自分に問題があるかもしれません。
例えばですが、何度も間違いを繰り返していれば、当然注意する言葉もだんだん厳しくなってきます。
性格的に合わないという場合は仕方ありませんが、自分の仕事に原因がある可能性も踏まえて、自分の行動を振り返り、問題がないか考えてみましょう。
思い当たることがなくても、周りの同僚などに聞いてみると、意外な反応があるかもしれません。
アクション⑤嫌いな上司と自分の間に誰かに入ってもらう
これより、自分以外の人が関係するアクションになります。
嫌いな上司でも、職場に一人くらいはその上司とよく話す人がいるはずです。
その人を味方につけましょう。
あなたが嫌いということはもしかすると、同じようにその上司を嫌っている人がいるはずです。
その人も職場でその上司が嫌われていることは、噂レベルで知っていると思います。
しかし、その人は持ち前のコミュニケーション能力で、嫌われている上司との関係を上手く保っていることでしょう。
以前私が勤めていた会社にもそんな人がいましたが、私が嫌いな上司と普通に話していました。
自分と上司が1対1になってしまうと最悪な雰囲気ですが、その人を交えて3人で話すときは、上司に怒られることは愚か、気分を良くしていた記憶があります。
ですので、その救世主を味方につけることはとてもオススメです。
アクション⑥上司の上司に相談する
アクション⑤をやってもダメだった方、もう相談するしかないです。
その相談相手は、嫌な上司が係長なら課長、課長なら部長、といった上司の上司に相談しましょう!
上司の上司であれば役職も上ですし、直接指導してくれたり、他の部署へ異動してもらったりなどの対処を取ってもらいやすいでしょう。
もちろん、これも私は実施済。
アクション⑦異動願いを出す
どうしても耐えられないなら、もうこれしかありません。
会社はどこも人手不足なので、もし誰かが辞めれば、またすぐに求人を出して人を集めなければなりません。
人を採用するというのは大変です。
求人の内容を考えたり、面接設定のために予定を調節したり、やっと採用できたとしても、入社後は教育をしていかなければいけないのです。
ですから会社としてもこの手間を少しでも減らしたい・・・つまりは、退職者を出したくないと思っているので、人事部に相談すれば異動させてくれることもあります。
私はこれで、部署(班)異動をしました。
これで、嫌いな上司と一緒に仕事をする必要がなくなりましたね。
ですが、私は転職しています。
そうなんです、解決しなかったのです。
転職が最善策!【最後の切り札】
私は前職場の上司と合わずに転職をしています。
異動してもちろん上司からのストレスが軽減され精神面は良くなりました。
ただ、職場内での私の扱いが心地いいものではありませんでした。
なぜなら、私は部署異動を希望したのではなく、退職を希望していたからです。
退職を希望した私は、会社側に言いくるめられ、部署異動ということで決着がつきました。
あなたもご存知の通り、誰が辞めるかなんてあっという間に職場内に広がります。
そうなると、もちろん働きにくいです。
異動先の上司も迷惑そうでした。
そりゃそうですよね。
またいつ辞めるって言い出すんじゃないかと気が気じゃないから。
また、異動して分かったのですが職場内での上司の良し悪しに大差はありません。
もちろん私の嫌いだった元上司は飛びぬけていますが、異動先の上司がむちゃくちゃいいわけでもありません。
今の職場の上司ととても良い関係性なので、前の会社がとても酷かったんだなと思います。
会社単位で上司を変えないとあまり意味が無いと転職して感じました。
また、会社側は簡単に部署異動なんてさせてくれません。
こちらが辞める意思を見せて、このままじゃ辞められてしまうと思い、そこからやっと重たいお尻を上げて動いてくれるのです。
ですので、
部署異動をするくらいなら他の会社に転職する!
転職先でも上司と合わない可能性はある!
転職先でも上司と合わない可能性があります!
本当にこれだけは頭に入れておいてください!
転職先でも合わないと思う上司ができる可能性がある!
転職したとしても、次の職場で合わない上司がいないとは限りません。
またそういった上司に出会ってしまったら、転職した意味がありません。
会社を辞めるということは、それなりにリスクも背負うということです。
付き合う友達や恋人は選べますが、職場の上司は残念ながら選べません。
お互い人間ですから、どうしても合う合わないはあります。
悩み過ぎ注意!うつ病になる前に転職!
最後にまとめです。
- 上司が嫌いで辞める前に一呼吸
- 仕事と割り切る
- 自分に原因がないか考える
- 上司との仲介役を作る
- 上司の上司に相談してみる
- 異動願いを出す
- 【結論】転職する
真面目な人であればあるほど自分に厳しく、「耐えられないのは甘えているからだ」と考えがちです。
自分一人で解決しようと、「我慢する」という道を選ぶんですね。
しかしそれが、うつ病への第一歩となるかもしれないのです。
うつ病になってしまうと無気力になったり、体調不良が続きます。
ひどくなれば、上司関係なく会社を退職せざるを得ない状況になり、それからの生活に大きく影響を及ぼすかもしれません。
人間、体が一番大事です。
無理してお金を稼いでも、元気でなければどこにも遊びに行けないし、好きなものも食べれません。
うつ病になって体を壊してしまう前に、しっかり対策を取っていきましょう。
その対策が私から言わせれば転職一択というわけです。
こちらで転職についての基礎知識をまとめていますのでチェックしてみてください。

また、注意していただきたいことが、退職する際や転職の面接で人間関係が悪かったとそのまま伝えてはいけません!
詳しくは、ジョブコンパス様の記事を参考にするといいでしょう。