- 転職活動したいけど、社内の人には知られたくない…
- どうすればバレずに転職活動できるのだろう?
- やっぱり在籍中の転職活動できないよな…
在職中に転職活動をする場合、そのほとんどが「会社の人にバレたくない」という思いで進めることでしょう。
知られることの恐怖と戦っていることと思います。
もしバレてしまうと、職場によっては裏切り者呼ばわりされたり、やる気がない人だと思われたりなど、転職するまでに辛い思いをしながら過ごすことになってしまいますからね。
しかし、例え在職中であっても、しっかり対策を取ればバレることはありません!
今回は、在職中でもバレないための転職活動の注意点とその対策をお伝えします。
- 転職活動がバレる人の特徴
- 転職活動をバレないようにするための注意点
- 周りに知られずに転職活動にするための対策
在職中の転職活動は基本バレない!
結論から言いますと、転職活動は基本バレません。
もし転職が勤め先の上司や同僚にバレたのなら、それはあなた自身の油断だったり、行動にツメが甘い部分があったからでしょう。
自分が警戒しながら転職活動をすれば、知られる確率をかなり下げることはできます。
では逆に、バレてしまう人は具体的にどんなことをした人なのでしょうか?
転職活動が会社にバレる人はどんな人?

自分ではそういうつもりがなくても、普段と違う行動をしてしまっていて、それが原因で他人に「もしかして転職活動してるのかな…?」と思われてしまうこともあります。
具体例を挙げると、下記の通りです。
①服装が変わった
普段からスーツを着るような仕事であればいいですが、私服OKの職場で、いつもカジュアルな服装なのに突然スーツで出勤することが増えると、気づかれる可能性があります。
②退社時間が早くなった
転職活動は、履歴書を作ったり面接に行ったりといった時間がどうしても必要になり、在職中だと必然的にそれは仕事が終わってからになります。
これまで残業が多かった人が、転職活動の準備のためにすぐ帰るようになると、周りは気づく可能性があります。
③現職の仕事へのやる気がなくなった
転職活動を始めると、どうしても意識が新しい仕事へ向いてしまい、エネルギーもそちらに費やしがち。
そのため、今の仕事にやる気が出なくなってミスが多く出てくると、周りは「今まではこんなことなかったのに…」と不思議に思うでしょう。
④体調を崩しがちになった
転職活動を続けていると、不採用が続くこともあります。
不採用が続けば精神的にも堪えますし、かといって書類選考にたくさん受かれば、その分今度は採用されるために対策をしっかり行わなければいけません。
どちらにしても、大きな負担はかかるんですよね。
転職活動の疲れから体調を崩したり、休みが増えてしまうと、それが周囲に気付かれるきっかけになってしまいます。
⑤SNSで転職活動のことを話す
FacebookやTwitterにした何気ない投稿からバレてしまうということもあります。
例え上司や同僚と繋がってなかったとしても、応募した会社の人が自分の現職の上司と友達だったなんてこともあるかもしれません。
また、その投稿をたまたま見た人が他の人に話し、それが伝言ゲームのように伝わっていって……なんてこともあります。
転職活動をオープンにしていないのであれば、SNSに転職関連のことを投稿するのは止めましょう。
⑥有給休暇をたくさん取るようになった
有給休暇を取得するのは社員の権利。
ですが、普段まったく休まない人が急に半日や1日単位で多く有給を取り始めると目立ってしまいます。
それが「何かあったのかな?」という詮索につながり、転職活動をしていることがばれてしまう可能性があります。
仕事が終わった後や、可能であれば土日など有給を取らなくても良い時間で面接予約が取れることが理想的です。
バレない転職活動3原則
在職中に転職活動をする際の注意点についてお伝えします。
バレない転職活動3原則
使わない・話さない・調べない
では解説していきます。
注意点①会社のものを使用しない
応募する時や転職サイトに登録するときに入力するアドレスは、絶対に会社の物を使用しないようにしましょう。
企業によっては、あなたが知らないだけで、リスクマネジメントの一環として社員のメール監視を行っている場合があります。
また、メールだけでなく、パソコンの閲覧履歴自体を定期的にチェックしている場合もあるため、会社のPCを使って求人を見たり、応募したりするのも絶対にしないようにしましょう。
注意点②会社の人に話さない
上司や同僚などどんなに信用している人であっても、社内の人に転職活動のことは話さないようにしましょう。
たとえその上司や同僚に秘密をもらす気はなくても、何かの拍子にポロッと話してしまうこともあり得ます。
特に上司の場合だと、社員を評価するという立場にありますし、その評価内容を報告する義務が課せられていることもあるため、仕方なく上に話してしまう…なんてことも考えられます。
誰からどんなニュアンスで伝わり、広がっていくかわからないため、安易に相談するのは止めましょう。
注意点③会社で転職のことを調べない
スマホや会社のPCなどで転職関連のことを見るのは、周囲に見られてしまう危険性があるので止めましょう。
会社PCの場合は、履歴も残り誰かに見られる可能性は高いですし、注意点①で紹介した通り、履歴自体を監視されているかもしれません。
スマホの場合は、意外と画面を見るつもりはなくても目に入ってくるので、移動中や家に帰ってからなど、会社以外の場所で調べる方が良いでしょう。
転職活動がバレてしまった時の対処法!
ご紹介したバレない転職活動3原則を徹底しても、もし同僚や上司にバレてしまった時はどうすれば良いのでしょうか。
①正直に話す
誤魔化せないと思ったら、もう正直に話してしまうのも手です。
ただし、たとえ話す相手が同僚であったとしても、上司であったとしても、当然理由は聞かれます。
その時は、転職活動をしていること自体は正直に話し、転職理由は本音ではなく建前で話すようにしましょう。
例えば…
・自分の今後のキャリアアップをしたい
・ここでの仕事を通じて、他にやりたいことができた(キャリアチェンジしたい)
・体調を崩しがちだったので、転職して環境を変えたい
特に上司に話す場合、上司全員がというわけではないですが、部下が転職するとなると「もしかして自分に非があったのではないか…」と気にすることが多いです。
円満に退社するためにも、例え本当に上司に原因があったとしてもそれを正直に言うのではなく、前向きな理由を伝えることで「会社側や自分に非があるわけではないんだ」と思ってもらえますし、あなたも退職までその会社に居やすいでしょう。
②上手に嘘をつく
少し後ろ髪を引かれる思いはありますが、転職活動をしているということを話すのではなく、上手に嘘をつくという方法もあります。
この場合、嘘をつくにしても「上手に」というところがポイントで、間違っても「転職なんてするわけないじゃないですかー!」と完全に否定してはいけません。
本気で転職するつもりなら、そんな言い方をしても結局はバレますからね。
「確かに転職は考えているけれども、まだ決まっていない」といったような、ふんわりとした感じで言えるといいでしょう。
例えば…
・友人が◎◎の仕事をしていて興味があったので調べている
・家族が体調を崩しがちなので、実家近くにどんな仕事があるのかを見ていた
こう言えば、転職活動をしていることをはっきり肯定しているわけではないため、転職活動がしにくくなることも、もし転職が決まっても退職まで会社に居づらくなることもないでしょう。
ただし、上手に嘘をつくためには、急に「転職活動をしているのではないか?」と尋ねられた時もすぐに答えられるようにしておかなくてはいけないので要注意です。
【対策】転職活動は転職サイト・転職エージェントを利用する!
転職活動が周りにばれてしまうのは、「普段と違う行動」をしているから。
「周りにバレてしまうかもしれない」という怖さから、どうしてもそういう行動に出てしまうんですね。
ということは、転職活動を周りに知られないためには、できる限り今まで通りにできて、バレることも気にせず、目の前の仕事に打ち込めるような環境作りが大切ということです。
そこでおすすめなのが、転職サイトや転職エージェントの利用です。
なぜバレないのでしょうか?
・転職サイト
転職サイトは登録者の個人情報を非公開にしています。
個人情報の取り扱いは、その転職サイトの運営会社によって慎重に取り扱われており、誰もが登録者の情報を見れるわけではないのです。
また、中には特定の企業に情報を見られないようにするブロック機能があるところもあります。
転職サイトを選ぶときは、転職がバレるのを防ぐ機能があるのかどうかもチェックしましょう。
・転職エージェント
転職エージェントは、自分の希望に添った仕事を紹介してくれたり、応募書類の添削や面接の練習といった採用試験対策、面接日程の調整など様々な転職活動のサポートをしてくれます。
自分で条件に合う応募先を探す手間が省け、書類作成などの時間短縮もできるため、今の仕事に打ち込みやすくなります。
また、面談は基本的に対面ですが、在職中で時間が取りづらい人も多いことから、面談の日程を土日にしてくれたり、時間も昼・夜を問わずに行うなど配慮してくれます。
それでも、出向くのが難しかったりバレることが心配であれば、電話面談も可能です。
しかし、前章でもお伝えした通り、転職サイトやエージェントを使っていても、自分の行動次第では登録していることが会社にバレてしまうことがあります。
自分の行動には十分注意しましょう!
こちらで転職サイトと転職エージェントの違いを詳しく説明しています。

まとめ
では最後にまとめていきます。
- 転職活動はしっかり対策すればバレない
- 転職活動が会社にバレる人①服装が変わった
- 転職活動が会社にバレる人②退社時間が早くなった
- 転職活動が会社にバレる人③現職の仕事へのやる気がなくなった
- 転職活動が会社にバレる人④体調を崩しがちになった
- 転職活動が会社にバレる人⑤SNSで転職活動のことを話す
- 転職活動が会社にバレる人⑥有給休暇をたくさん取るようになった
- 在職中に転職活動をする際の注意点①会社のものを使用しない
- 在職中に転職活動をする際の注意点②会社の人に話さない
- 在職中に転職活動をする際の注意点③会社で転職のことを調べない
- 転職活動をバレないようにするには転職サイト・転職エージェントを利用する
転職することは、何も悪いことではありません。
しっかり注意点を抑え、対策を取れば大丈夫。
転職活動がバレるかどうかは、自分でコントロールできるのです。
「バレたらどうしよう…」なんて不安に思わず、実践すべきことをやっていきましょう!
こちらで転職についての基礎知識をまとめていますのでチェックしてみてください。
