- スーツを着て働いてみたいな…
- 毎日服を考えるのも面倒だし、スーツを着る仕事をしたい!
- 学歴的にスーツを着る仕事は難しいかな…
こう考えている高卒の方は多いようです。
…が、諦めてはいけません!
たとえ高卒であっても、スーツを着て働ける仕事はあります。
普段からスーツを着れたらな思う人も多いはずです。
もちろん日本はまだまだ学歴社会ですし、学歴を重視した会社もありますが、それよりも他のことをもっと重視して採用している会社もあるんです!
そこで今回は、高卒でもスーツを着る仕事に転職したいという人のために、採用されやすい業界をまとめてみました。
また、スーツを着る上でのメリット・デメリットも合わせて解説します!
- 高卒でもスーツを着る仕事ができるか
- 高卒でも転職できるスーツを着る仕事5選
- 仕事でスーツを着るメリット・デメリット
高卒でもスーツを着る仕事はできる

スーツを着る仕事は、どうしても敷居が高く感じるというか、学歴があって頭が良くないと就けないと思いがちですが、そんなことはありません。
高卒でも、スーツを着る職種への就職は可能です。
スーツを着る仕事は、「お客様に商品を売る」「お客様と接する」といったように、人と接する仕事であることが多い傾向にあります。
こういった仕事の場合、やる気だったり、いかに成績を残すかといった実力や能力が求められたりすることが多いため、学歴不問である場合が多いのです。
では具体的に、どんな仕事があるのでしょうか?
スーツを着る仕事5選

スーツを着る全職業ができるわけではありません。
銀行、証券、自動車関連、教育 etc…
これらは学歴を重視し、その傾向は規模が大きく有名な会社であればあるほど強く出ます。
しかし逆に、下記のような仕事は、学歴よりもやる気や人柄を重視します。
- 公務員
- 営業職
- 不動産業界
- ホテル業界
- 受付
それぞれどのような特徴があり、どういう人が向いているのかなども合わせて説明していきます。
公務員

倒産がなく安定した給与を得れるため、昔から不動の人気である公務員。
公務試験の受験資格として年齢制限はあるものの、学歴は不問であるものが多いので、高卒の人でもチャンスはあります。
試験の内容は筆記試験と面接があり、公務員試験の分類は、上級・中級・初級、あるいは1類・2類・3類とされています。
筆記試験のレベルは決して低くはなく、それぞれ下記レベルほどの学力が求められます。
上級あるいは1類:大学卒業程度
中級あるいは2類:短大卒業程度
初級あるいは3類:高校卒業程度
ただし、部署や仕事内容によってはスーツでない可能性があるので、応募前に確認しておきましょう。
営業職

営業という職種は、どの業界でも必ずある仕事のため、どの求人サイトを見ても数が圧倒的に多いです。
学歴よりもコミュニケーション能力や思考能力が重視されるため、高卒でも狙いやすいでしょう。
中でも学歴不問の求人が多いのは、訪問販売やルートセールスです。
なぜなら、これらに大事なのは、学歴や頭の良さよりも体力とコミュニケーション力(トークスキル)だからです。
決められた場所や地域で、自社の商品やサービスを相手にアピールして売り、どれだけノルマを達成できるかが重要であるため、学歴は関係ありません。
不動産業界

不動産業界が求めるのは、学歴よりもやる気だったり、将来性であることが多いです。
不動産の専門的な知識を身につけなければいけませんが、蓄えた知識を以て結果を出すことができれば、学歴なんて関係ありません。
また、どのような仕事内容であってもスーツを着ることが多いです。
ホテル業界

見かける機会が多いためご存知の方も多いと思いますが、ホテル業界はスーツを着て仕事をすることが多いです。
比較的学歴は重視されないため、高卒であっても狙えるチャンスは十分にあります。
飲食店などの接客とはまた違った礼儀や作法が求められるため、研修を受けたり実際に働きながらそれらを学んでいきます。
高卒の人に対して、一部ではあると思いますが、高卒の人に対して「だらしなさそう」「努力ができない人なのでは」「マナーや礼儀を知らなさそう」といったマイナスイメージを抱く企業も残念ながら存在します。
しかし、ホテル業界に勤め、礼儀や作法をしっかり身に付けることができれば、もし将来転職するとなっても「この人は礼儀や作法がしっかり身に付いている人なんだ」というアピールに繋がるため、転職活動にも良い影響を与えるでしょう。
受付

受付は、主にオフィスビルや病院、モデルルームや商業施設などで来客対応をメインに業務を行います。
たとえば企業の受付であれば、
・訪れた人の名前や来訪の目的を確認
・必要に応じて取次ぎや打ち合わせ場所(またはその近く)までの案内
・入館証を渡す
といった業務があります。
モデルルームであれば席まで案内したり、お茶出しなどの対応もあるでしょう。
これらに加え、他にも様々な業務が付随してあります。
・来訪された人の登録・管理
・来客数の集計
・備品チェック
・電話対応やメール対応
・データ入力
・会議室の予約
場所にもよりますが、ほとんどがスーツを着る仕事です。
スーツを着る仕事のメリット
スーツを着る仕事のメリットをお伝えします。

信頼感を与えられる
やはり相手に信頼感を与えられるというのが、スーツを着る仕事の最大のメリットです。
信頼というのは、お互いいろんな話をして、いろんな経験をたくさんして少しずつ築き上げていくものですが、仕事の場合はその日に初めて会うということも多いため、その場ですぐに「この人は信頼できる人かどうか」の判断を迫られることも少なくありません。
その判断材料となるのが「見た目」です。
スーツは、その人の信頼度を測るものさしのようなものですから、お客様に信頼されることがカギとなる仕事では、スーツを着て見た目で印象を悪くしないようにしているのです。
毎朝服装を考えなくていい
朝の忙しい時に、何を着るか考えなければならないほど面倒なことはありません。
中にはおしゃれが好きで、周りの人たちがどんな服を着ているかを見ている(気にしている)という人もいます。
そのため前の日に似た服は着れませんし、色の組み合わせなどに失敗すると「ダサいと思われる…」「これは派手過ぎるかもしれない…」といったように、時間もないのに一人ファッションショーをしてしまう羽目に。
また、その服に合った靴なども考えなくてはいけません。
しかしスーツであれば、何も考えず淡々と選んで着ればいいだけなので、とても楽です。
オンオフの明確なスイッチになる
ストレスを溜めず、仕事もプライベートも充実させるためには、気分の切り替えが大切。
そのオンオフを手助けしてくれるのがスーツです。
スーツを着ると「これから仕事頑張るぞ!」と気合が入り、嫌でも頭が仕事モードになります。
そして家に帰って、私服に着替えることで「終わったー!やり切った!」と頭を休みモードへと切り替えることができます。
スーツを着る仕事のデメリット
スーツを着る仕事のデメリットをお伝えします。

出費がかさむ
スーツは基本的に夏用と冬用を用意することが多く、さらにかばんや靴、ネクタイ、Yシャツなども合わせると、揃えるのにかなりお金がかかります。
さらにスーツは、定期的にメンテナンスをしなくてはいけません。
家に帰ったら必ずほこりを払ってしわを伸ばして、すぐにハンガーにかけ、頻繁にクリーニングに出す必要があります。
クリーニングに出すにしても、自分でアイロンをかけるにしても、それらはだいたい休みの日になってしまうため、せっかくのんびりできる時間ができても、それをスーツのメンテナンスに取られてしまうのが難点です。
暑さ・寒さ対策がしにくい
私服であれば、自由に厚着したり薄着になったりできますが、スーツだと形が決まっているためそうもいきません。
特に春や秋の場合、気候も穏やかで過ごしやすい日が多い一方で、朝と夜の気温差が大きいため、暑さや寒さの調節が難しくなります。
そのため、春夏用と秋冬用を上手に使い分けたり、オールシーズン対応のスーツを購入し、少しでも対策が楽になるようにしていくことが大切です。
着替えが面倒
スーツを着て仕事をしていると、仕事後にそのまま出かける場合は一度着替えなくてはならないという手間が発生します。
ご飯に行くぐらいならまだしも、ライブやコンサートに行く、ジムに行く、スポーツをしに行くなどの場合は、やはり1度着替えなくては楽しめません。
着替えること自体もですが、着替えのために家に帰ることも面倒ですし、かと言ってどこかで着替えるために着替えを持って行くというのも荷物になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
公務員や営業職、ホテルや受付などのサービス系などは学歴不問のところが多いため、高卒でも転職しやすくスーツでの仕事が大いに期待できます。
学歴でスーツを着る仕事への転職を諦めていた方は、ぜひ自信をもって活動を進めてください!
転職エージェントや転職サイトなどを上手く利用すれば、自分に合った仕事が見つかるでしょう。
高卒にオススメの転職サイトをこちらでご紹介しております。

また転職サイトと転職エージェントの違いが分からない人はこちらで解説しています。
