- どうしても自分と合わない人が職場にいるから、仕事が辛い…
- 合わない人と関わりたくない…
- どうすれば、苦手な人と一緒に仕事ができるんだろう?
会社や仕事内容は自分で選べても、職場の「人」は選べません。
だからどうしても、自分と合わない人というのは必ず存在します。
しかし「合わないから」「苦手だから」「嫌いだから」という理由で、人と関わるのを避けるわけにはいかないですよね。
合わないのなら、自分で上手くやり過ごす方法を見つけ、その環境に慣れていく必要があります。
そこで今回は、合わない人が職場にいる場合の対処法をご紹介します。
- 合わない人と上手くやり過ごす方法
職場の人間関係にうんざり!
自分の上司、同僚、後輩など、それぞれ立場によって関係性は異なるもので、当然みんな性格も違います。
でも仕事はしないといけませんし、そのためにはコミュニケーションを取らないといけないし、かなり気を遣いながら話すことになります。
そのため、
と悩む人は多いでしょう。
しかし仕事というのは、成し遂げるまでの過程に必ず「人と関わること」があります。
人間関係にうんざりして、上手くいっていないと毎日感じてしまうようになると、大きなストレスを抱えることになるかもしれません。
早く手を打たないと自分が疲れてしまい、ひどい場合は鬱など精神的な病気になる可能性があります。
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合わないなら「関わるな」は無理!

学生の頃であれば、合わない人とは距離を取れば済む話でした。
しかし社会人になればそうもいかず「合わないから関わらない」というわけにはいきません。
先ほども少しお伝えした通り、仕事と言うのは自分一人でできるものではなく、周りと進めていくものです。
分からないことを聞いたり相談したりして、目指す目標に向かって進めていくものですから、仕事を円滑に進めるためには、人と関わることは避けて通れません。
そのため、合わない人がいる場合は、
・合わないから関わらないのではなく、関わり方を考える
・「合わない人とはどう上手くやっていけばいいのか?」を考える
という二つのことが重要となってきます。
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合わない人と上手くやり過ごす方法とは?

どこの会社に行っても、合わない人と言うのは必ずいます。
これは、みんな育ってきた環境も価値観も違うので当然のことですが、できれば上手く関わって、仕事を円滑に進めたいところ。
では、合わない人とどうすれば上手くやり過ごせるのでしょうか?
方法①反抗的な態度を取らない
その人と合わないからといって任された仕事をしなかったり、注意されても無視するなど、反抗的な態度を取ってはいけません。
そんなことをしても余計その人とは合わなくなる一方ですし、何より個人的な感情を出したことで仕事をやり遂げなかったり、ミスが起きた…なんてことは、社会人としてあってはなりません。
その会社の一員として、責任を果たしていないことになります。
「この人はこういう人なんだ」「仕事は仕事だ」と割り切り、お給料をいただいている限りは、しっかり自分の仕事をこなしましょう。
方法②気の合う誰かに間に入ってもらう
合わない人と接するのが嫌なら、自分が一番気が合う人に間に入ってもらうという手もあります。
これは、2人だと苦痛でも、誰か1人が間に入って3人以上になれば何とかいけるという場合もあるためです。
ただしこれは、その人と合わないというよりも、単に「コミュニケーションが取れていない」だけである可能性があります。
誰かに間に入ってもらい、少しずつ話していって、お互いのことを知っていくことで、だんだん「合わない人」から「意外に合う人」に変化するかもしれません。
方法③距離を上手に取る
会社は友達を作る場所ではなく、仕事をする場所です。
そのため、
しっかり挨拶をして、しっかりコミュニケーションを取る。
好き嫌いを抜きにして、仕事はしっかりする。
といったように自分の中で割り切るようにして、相手との距離を上手く取るようにしましょう。
それさえできれば、頑張ってお昼ごはんを一緒に食べようとしたり、無理にしたくもない話をする必要はありません。
方法④いいところを探す
合わない人にも、必ずいいところはあります。
合わない人に対してはどうしても嫌なところばかり目についてしまうので、「この人のいいところはどこなんだろう?」と、長所を見つけることに注力してみましょう。
「ここは嫌だけど、ここは尊敬できる」という部分が一つでもあれば、その人を見る目が変わるかもしれません。
直接言われた方は嬉しくなって、もしかしたら向こうから歩み寄ってきてくれるかもしれません。
方法⑤学ぶチャンスだと思う
自分と合わない人と関わるということは、学んで成長する絶好の機会とも言えます。
なぜなら、その人とだんだん接していくうちに、自分では思いつかないような発想に出会えたり、全く違う視点や角度からの見方を発見できることもあるからです。
もちろん自分と合う人ばかりと一緒にいることは楽しいですし、いいことでもあるのですが、その一方でその世界観だけしか知らないということになり、視野が狭くなりがちです。
自分と合わない人と話したり、何かを一緒にやることは、「苦痛を伴う」と思いがちですが、別の視点で考えれば「新しい風が吹き込まれる」とも言えるのです。
方法⑥部署異動させてもらう
これまでの方法を試しても、合わない人と上手くやり過ごせなければ、いっそのこと部署異動を願い出てもいいでしょう。
異動したい理由は、言いにくければ「家庭の事情」や「他にやりたいことがある(スキルアップしたい)から」など、話せそうな理由で話してみましょう。
しかしこの方法は、何度もできるわけではないこと、異動したとしてもその先にまた合わない人がいるかもしれないことを頭に入れておいてください。
とはいえ、仕事を辞めるよりも手軽に環境を変えることはできるため、最終手段の一つとして考えておいても良いでしょう。
転職もひとつの手段

これまでご紹介した方法のどれを試してもダメだったのであれば、転職するのも手です。
ただし「今の職場は合わない人がいるから、次は良い人間関係が築けるところがいい!」という理由で転職したとしても、次の職場でそれが叶うかどうかはわかりません。
たまに「転職先には合わない人はいないし、人間関係のストレスもなくなった!」という声も聞きますが、それはその人がたまたま自分に合った職場に出会えたのであって、自分もそうなれるとは限らないのです。
それに、その状態がずっと保たれるいう保証もありません。
転職は確かに一つの手段ですが、他の会社に行っても合わない人はいるかもしれないということは頭に置いておきましょう。
こちらでは転職活動についてお伝えしております。
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転職で人間関係をリセットしても問題ない人

先に述べた通り、転職しても人間関係が良くなるかどうかは運です。
入社して初めてわかることもありますし、また合わない人がいるかもしれません。
とはいえ、転職で人間関係をリセットしたことで上手くいった!という人ももちろんいます。
それには共通する二つの特徴があります。
- 特定の1人とだけ合わなかった人
- 自分が変える努力ができる人
合わない人が特定の1人とだけだったなら、その人と距離を置けば解決できます。
良い距離を保ちつつ、少しでも関係が良くなるよう努力したり、割り切るよう自分の中でルールを決めたりなど、自分で自分を変えようとすることができるのなら、一回リセットして転職したとしても、上手くいくでしょう。
まとめ
合わない人と合うようにするのは、なかなか大変なものです。
だから、無理に合わせる必要はありません。
「合わない人に無理して合わせるよう努力する」と他人基準で考えるのではなく、「自分が楽しくいるために努力する」と、基準をすべて自分にしてみてください。
そうしてちょっとだけ自分の意識を変えれば、状況は好転するかもしれません。
イキイキと楽しく仕事をして、楽しく毎日を過ごすためにも、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください!