- 職場の人間関係が悪くて会社に行きたくない…
- 職場の雰囲気が悪くて仕事がしにくい…
- 人間関係の悪さを我慢するのも辛いし、どうすれば気持ちよく働けるんだろう?
社会に出て仕事をしている限り、こんなストレスはつきもの。
人は普通、自分と考え方が似ていたり自分の性格に合いそうな人と付き合います。
自分と近ければ親近感が湧きますから、心の距離も近いです。
しかし職場となると、必ずしも自分に合いそうな人がいるとは限らず、コミュニケーションにズレが生じ、微妙な距離感が生まれてしまいます。
この微妙な距離感が原因で、相手へ警戒心を持つようになってしまうため、職場での人間関係でストレスは溜まる一方なのです。
今回は、職場の人間関係に悩んだときの対処法をご紹介します!
実際に人間関係を理由に退職した経験者がお伝えするので、これを読めば同じように悩む人にとって参考になるでしょう。
- 職場の人間関係のよくある悩み
- 職場の人間関係で悩んだときの対処法
人間関係で悩んでない人はいない!

世の中にはいろんな人がいますから、人間関係で悩んでいない人を探すことの方が難しいのではないでしょうか。
自分の意見ばかりを通そうとする人、個人プレーが好きで協調性がない人、人に寄り付かれると嫌がる人、不機嫌さが態度に出る人…
そんな人の違いについて行けず、合わすことも難しくてみんな頭を抱えてしまうのです。
いっそのこと、人間関係を断ち切ることができればこんな悩みを抱えることもなく、気楽に生きていけるのかもしれませんが、仕事に人は必要です。
なぜなら仕事は、決して一人で成し遂げることができないからです。
しかしこれは、仕事に限ったことではありません。
例えば私たちがスーパーでご飯を買えるのは、生産者の方や綺麗に並べてくれるスーパーの店員さんのおかげです。
電車を運転してくれる人がいるから楽にどこへでも移動できますし、曜日関係なく働いてくれている人がいるから、買い物や遊びを楽しむことができます。
どんなことでも人と人は助け合っていくことでより豊かな生活を送れるはずなのに、みんな自分が生きることに必死でいっぱいいっぱいになってしまい、それが結果的に「人間関係の悩み」に繋がってしまうのでしょう。
人間関係のよくある悩み

人間関係に悩みながら仕事をしたい人なんて、誰一人いないはず。
しかし、世の中にはいろんな性格の人や考え方をする人がいますから、どうしても摩擦が起きたり、上手くコミュニケーションが取れないことも多くあります。
特に人間関係でよくある悩みとしては
- 上司が嫌い
- 上司のパワハラ
- 職場の雰囲気が悪い
- 人間関係にうんざりする
- 人間関係で辞めるのは甘えだと思って辞められない
といったことが特に多いです。
一つずつ具体的に見ていきましょう。
上司が嫌い

仕事上どうしてもコミュニケーションが多くなる上司に対し、「合わないな…」と悩む人は多くいます。
「自分の都合ばかり押し付ける」「理不尽な振る舞いをする」「感情的に怒る」…などなど、理由は様々。
そんな不満を持ちながら一緒に仕事をするうち、だんだん「上司のこと、嫌いだな…」と、嫌悪感を抱いてしまうようになると、もっと辛くなります。
かと言って、上司が嫌いだから仕事をしないわけにもいかず、何とか我慢して乗り切っている人が大半でしょう。
しかし、上司が嫌いだからと言ってすぐに転職するというのは危険です。
もちろん勢いではなく、本当に悩んで辞めようとしているのかもしれませんが、冷静に考えてみると転職以外の道が見えてくることもあるので、まずは一呼吸置いてみましょう。
こちらの記事では、上司が嫌いという理由で辞める前にやるべきことをお伝えしております。

上司のパワハラ

パワハラとは、社長を含む上司が部下に対して精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させる行為のことです。
厚生労働省が定めているパワハラの定義については以下の通りです。
・身体的な攻撃
・精神的な攻撃
・人間関係からの切り離し
・過大な要求
・過小な要求
・個の侵害
部下が上司にパワハラをした場合は、「逆パワハラ」とも言います。
上司の場合は部下よりも上の立場であるため、その優位さがある故に部下は何も言えず、ただ我慢して堪えることが多いです。
そうして我慢を続けていると体を壊して、心までも壊してしまいうつ病などの病気になってしまうこともあるため、手遅れになる前に手を打つ必要があるでしょう。
「自分が今受けているのはパワハラなのだろうか?」と悩んでいる方は、パワハラの定義や対処法について詳しくお伝えしているこちらの記事を参考にしてください。

職場の雰囲気が悪い

職場の人間関係に問題があり、全体的に雰囲気が良くないと仕事もやりづらいものです。
社会人は1日のほとんどを仕事に費やしていますから、それなら良い関係を築きながら気持ちよく働きたいと思うのは当たり前のこと。
しかし逆に、職場の雰囲気が悪いと仕事もやりにくいですし、楽しさもやりがいも感じられません。
仕事の効率が落ちてモチベーションも下がり、会社に行くこと自体が億劫に感じてしまい、最終的には体調を崩して退職…なんてこともあり得ます。
退職までとはいかなくても、環境の悪さが原因でミスが重なってしまうと、会社の業績にも響きます。
これは、会社にとっても働く人にとっても決して良いことではありません。
自分自身が人間関係が悪い職場の特徴やその解決策を理解しておくことで、会社に悪い影響も与えませんし、何より大事な自分の体や心を守ることに繋がります。
詳しくはこちらの記事でお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

人間関係にうんざりする

職場の人たちは当然ながら、育ってきた環境も、性格も、価値観もすべて違うので、どうしても自分と合わない人というのは存在します。
しかしどんなに合わなくても、苦手であっても、仕事はやらなくてはいけません。
そうして我慢しながら仕事をすることで、人間関係に疲れてしまうのです。
先ほどもお伝えしましたが、仕事というものは自分一人でできるものではなく、人とコミュニケーションを取る必要があります。
成し遂げるまでの過程には必ず「人と関わること」があるのです。
仕事をしている限り、人と関わることは決して避けられません。
そのため、人間関係にうんざりしたのであれば、合わない人と上手くやり過ごすための方法を自分で見つけて、実行していく必要があります。
合わない人と上手くやっていくための方法は、こちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

人間関係で辞めるは甘え?

人間関係が原因で辞めたいと思っていても「それは甘えなんじゃないか」と悩み、結局一歩も進めずずっと悩み続けているという人も多いでしょう。
もちろん「責任を負いたくないから」「朝起きるのが辛いから」というような、自分勝手な理由であればそれは甘えになります。
しかし、人間関係を理由に辞めること自体は甘えではなく、立派な転職理由です。
何かしら理由があって人間関係に悩み、辞めたいとまで思うことが甘えになるのであれば「もっと頑張らないと!」と、自分を追い込むことになってしまいます。
大事なのは、辞めたいと思ったそもそもの理由や本質をあぶりだし、原因と解決法を見つけることです。
ただし、例え人間関係が原因だとしても、理由によっては甘えと思われることがあるため、転職せず留まった方がいい場合もあります。
こちらの記事では、人間関係を理由に転職してもいいかの判断方法をご紹介しています。

まとめ

仕事を辞める理由はやりがい面や給与などの待遇面など様々ですが、職場での悩みでよく言われるのはやはり『人間関係』です。
そして職場の人間関係は、一度こじれるとなかなか元に戻せません。
だから自分が必死に変わろうとしたり、対処法を試みたり、ストレス発散することは、自分を守るためには必要なことでしょう。
しかしそれでも、人間関係がダメな時もあります。
今回ご紹介した方法を試してもダメなら、今の環境を手放すことも考えてみてもいいかもしれませんね。
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