- こんなに仕事をしているに全然仕事の量が減らない
- なんで自分だけ仕事が多いの?
- 定時で帰りたいのに帰れない
あなたはこのような現状を変えたいと思ってはいないでしょか?
私は入社して数年、「自分ばかり仕事が多い」、「割に合っていない」などと感じていました。
自分がやらなくていい事(立場的に)を押し付けられたり、仕事の出来ない先輩の後始末を押し付けられたりと、様々なやらなくてもよい仕事が勝手に舞い込んできてしまっていたのです。
責任感が強い人ほど舞い込んできた仕事に対し、一生懸命に取り組んでしまいますが、気が付いた時には疲れ果ててしまっています。
この記事では「自分ばかり仕事が多い」、「割に合っていない」などと感じている若手社員に向けて、今後あなたがどの様にして行動すれば良いのかをまとめてみましたので最後まで見て頂ければ幸いです。
自分だけが仕事が多い!
仕事が多い人の特徴は大きく分けると2つに分けられます。
- 仕事のできる人
- 仕事のできない人
の2つに分けられます。
仕事ができる人で、仕事が多いと感じている人の多くは、責任感が強く与えられた仕事を完璧にこなしている傾向があります。
完璧に仕事をこなすことで上司から「君にならこの仕事を任せても大丈夫」と期待されているのかもしれません。
仕事のできない人は、他人と同じ仕事量でも処理能力などが遅く、効率よく仕事をこなせないので仕事が溜まってしまい、自分だけが仕事量が多いと感じてしまう事があります。
できる人にも仕事が集中してしまう
仕事ができる人の特徴は以下の通りです。
- 計画性がある(事前の準備)
- 決断力が早い
- 行動力がある(行動が早い)
- 時間を上手に使う
計画性(事前の準備)があり、決断力があって、行動が早ければ時間を上手に使う事ができるので、効率よく仕事がこなせるようになります。
効率よく仕事をしている人がいれば上司として仕事を任せたくなるのは当然のことです。
例えば、議事録作成や会議資料作成など段取り良くこなし、提出期限をしっかりと守り、わかりやすい内容で提出していれば高く評価されるに間違いありません。
要するに、事前の準備を計画的に行い、立てた計画通りに行動することで効率よく仕事が行えるようになる。
結果的に仕事が出来る人となっているので、上司からの信頼が厚く、人よりも仕事とが集中してしまうのです。
2-6-2の法則!あなたはどの位置?
あなたは2-6-2の法則を知っていますか?
2-6-2の法則とは、自然界や社会、会社などの集団で起こる法則の一つで、2割の優秀な人間、6割の普通の人間、2割のサボっている人間に分けることのできる法則です。
この法則で有名なのはアリの集団の例です。
アリの集団には
- 一生懸命(優秀)働く2割
- 無難(普通)に働く6割
- まったく働こうとしない(サボる)2割
がいるというデータがあります。
会社や社会、友人関係においてもこの法則が当てはまり、集団で活動をして行く上では自然な摂理となってしまいます。
上記にも記入しましたが、自分ばかりが仕事が多いと感じている方は2-6-2の法則のどちらかの2割に当てはまります。
あなたはどちらの2割なのか自己分析をしてみてはどうでしょうか?
若手が仕事が増える原因と解決方法とは?
なぜ若手が仕事が増えてしまうのか?
原因を追究して、自分の問題点は何かしっかりと把握し、改善できるところは改善していきたいところですよね。
若手が仕事が増える3つの原因についてまとめてみましたので、続きをご覧ください。
原因①断れない
上司や先輩、同僚からの頼み事をされたとき、自分に余裕がない場合は正直に事情を話し断る勇気を持ちましょう。
自分に余裕がない状態で、あれもこれもと仕事をしても、一つ一つの仕事の質が落ちてしまい良い仕事が出来ないからです。
例えば、終業時刻間際、報告書作成をしているときに上司から、明日の会議で使う資料をまとめておいてとお願いされ、慌てて作業を行ったために報告書は誤字や脱字でいっぱい、会議で使う資料は順番がバラバラ・・・。
などといったミスが起こってしまうからです。
結果的に自分のキャパシティーを超える仕事をしたところで、良い仕事を行う事出来ません。
出来ないと思ったことは勇気をもってしっかりと断りましょう。
原因②期待に応えようとしてしまう
結論から言います。
期待に応えようとするのは今すぐにやめましょう。
なぜなら、期待に応えようと無理をしてしまうからです。
たとえば、今自分が行っている仕事のほかに、上司から別の仕事をお願いされたとき、上司の期待に応えようとして2つの仕事を行うことになります。
2つの仕事を行うだけのキャパシティーがあればよいのですが、キャパシティーもないのに同時に2つの仕事を行うと、一つ一つの仕事のクオリティーが下がってしまい、結果的に上司の期待に応えられなくなるからです。
自分のキャパシティーを十分に理解し、無理の無い仕事は受けるようにし、自分のキャパシティーを超えるような仕事は勇気をもって断りましょう。
期待に応えようと頑張った結果、上司の期待を裏切ってしまったのでは本末転倒です。
原因③処理が遅い
処理が遅いとは、目で見たものや文章、形などをすぐに覚えることが出来ないことを言います。
仕事を頑張っている、こんなに努力しているのに仕事がはかどらないなどと感じているのは処理速度が遅いのが原因かもしれません。
たとえば、ホワイトボードの文章をメモに書き写そうとしたり、文章を見ながらワードやエクセルなどに入力するという作業で、一度で数文字(1~2文字)しか覚えることが出来ないので、とても時間がかかってしまいます。
あなたが仕事ができないと感じてしまうのは、脳の処理速度が遅いのが原因かもしれません。
自分の得意分野を生かせる職場に移動するか、上司に苦手分野を相談し、職場での仕事内容を改善できるように働きかけていくのも良いでしょう。
割に合わないと感じるなら転職を検討
割に合わないと感じているあなたは今すぐに転職をすることをおすすめします。
あなたが割に合っていないと感じているのは、今の仕事量に対しての給料ではないでしょうか?
こんなに働いているのに、仕事の出来ないあいつと同じ給料しかもらえていないなど・・・
言い換えてみれば、給料が高ければ今の仕事を行っていく際のやる気やモチベーションにもつながるはずです。
しかし、割に合わない職場で頑張り続けるのは精神的にとても辛く、最終的には心を病んでしまうかもしれません。
そうなる前に転職を考えてみてください。
自分のやりたいこと、自分に合った仕事を探し、やりがいのある職業についてみてもよいのではないでしょうか。
そんな簡単に会社を辞めたら、会社に迷惑が掛かると思うかもしれませんが、実際の所、あなたがいなくても仕事は回ります。
あなたが会社を辞めることで会社が回らなくなるなんてことはないのです。
そんなことを考えるのはただの自意識過剰に過ぎません。
あなたが会社を辞めてできた穴は、あなたが新入社員の頃、先輩に教えてらい出来るようになったように、あとから来た人がしっかりと埋めてくれます。
自分が辞めた後の会社の事を心配する前に、自分が会社を辞めた後のことをしっかりと考えて行きましょう。

まとめ
この記事では、「自分ばかり仕事が多い」、「割になってない」と感じている方に向けての原因や改善策についてご紹介をしてきました。
今の職場に違和感ややりがいが無いと感じているのであれば、もっと自分が活躍できる職場や、やりがいのある会社、職業に転職してみるのもありなのではないでしょうか。
時間は有限です。
ましては、若さは武器になります。
一刻も早く違和感を解消し、充実した毎日を送れるようにしてみてはいかがでしょうか。